麺屋 青《鎌ケ谷市》|【ラーメン官僚 田中一明の月刊ずるっと千葉】

麺屋 青《鎌ケ谷市》
(「月刊ぐるっと千葉」2025年2月号掲載)

※掲載内容は取材当時のものです。営業時間、メニューなどは現在変更になっている場合があります。また、閉店になっている店舗もありますので、ご注意ください。

「ラーメン」。スープは、オープン当初から間断なきブラッシュアップを繰り返しており、開業から約2ヶ月の間で動物系のコクが飛躍的に増強されるなど、既に別物のように進化。麺は、名門『村上朝日製麺所』製

記憶に残る1杯を志す新進気鋭!節の和風味や煮干しの雑味を徹底活用

今般ご紹介するのは、2024年10月20日、鎌ケ谷の地に誕生した『麺屋青』。店主は、都内の煮干しラーメン(ニボラー)の実力店『麺処 晴』にて修業し、満を持して独立。しかしながら、提供する1杯はニボラーではなく、動物系素材と魚介から出汁を採ったMIXラーメンだ。「私はMIXラーメンが好きで、東京・早稲田の『としおか』に1週間に1回という高頻度で通っていました。そんな自分が店を出すのなら、好きな味で勝負したい。そのように考え、あえて修業先とは異なるラーメンを出すことにしました」。
店主が、自店のラーメンの参考とするのはもちろん、敬愛する『としおか』の味だが、単なる模倣ではなく独自のギミックも積極的に盛り込む。「節の風味を強調し、安い煮干しで雑味を演出する等、フックを作り食べ手の記憶に残すことを心掛けました。バランスの良い優等生的な1杯では記憶に残せませんから」。
確かに、私が戴いた「ラーメン」の味は、この原稿を書いている今でも、私の脳裏にしっかりと刻み込まれている。

麺屋 青


住所 千葉県鎌ケ谷市道野辺本町1-1-18

営業時間 11:00〜14:30、18:00〜21:00(土日祝は11:00〜14:30)

定休日 水曜

駐車場 無料(3台)

お問い合わせ ☎なし


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