麺割烹 Idouji 我孫子店 《我孫子市》｜【ラーメン官僚 田中一明の月刊ずるっと千葉】

麺割烹 Idouji 我孫子店 《我孫子市》
（「月刊ぐるっと千葉」2025年4月号掲載）

※掲載内容は取材当時のものです。営業時間、メニューなどは現在変更になっている場合があります。また、閉店になっている店舗もありますので、ご注意ください。

「深み鶏 +ガリトマチーズ（替玉）」。鶏の魅力を食べ手に伝え切るべく、作ったスープを一度冷凍するなど、手間ひまを惜しまない姿勢が垂涎の味わいを生む。替玉の完成度も規格外。１杯の汁なし麺としてそのまま堪能することが可能だ

渾身の味を千葉でも食べてもらいたい！つくばの覇者が我孫子へと進出

2019年11月につくば市で開業し、気配りが行き届いた接客と確かな味で、瞬く間に、市内有数の行列店へと上り詰めた『芛堂寺』。2024年12月１日、そんなつくばの雄『芛堂寺』の２号店が、我孫子の地に産声を上げた。
厨房に立つのは、伊堂寺まい店主。テレビ番組でもしばしば採り上げられ、ラーメン好きでなくとも、その名を知る者が少なくない名物店主だ。「今般、人生における新たなチャレンジの第一歩として、思い切って千葉に２号店を出すことにしました。当面の間は、２号店を流行らせるために力を尽くしたいと考えています」と意気込む。
看板メニューは「深み鶏」。鶏ガラ・モミジを惜しげもなく用いた鶏白湯ラーメンで、１号店でも盤石の人気を誇る名杯中の名杯。「お客さんの反応をよく観察しながら、我孫子のお客さんの味の好みを把握。その結果、つくばよりスープの濃度を上げ、カエシの分量を増やしました」。目指すは、お客さんが落ち着いて食事をしていただける隠れ家的な空間。店主の新たな挑戦を、心から応援したい。