千葉駅東口からすぐ、秘密の炭火焼小路へ
ふらりと寄りたい“大人の隠れ家”——炭火焼 寿
JR千葉駅の東口を出て、ほんの数分。にぎやかな駅前の通りから一本奥に入ったビルの地下に、静かに灯りをともす暖簾があります。
それが「居酒屋ことぶき 千葉駅前店」。
一見、見逃してしまいそうなほど控えめな入り口。でも、その暖簾をくぐった瞬間、ふわっと香ばしい炭火焼きの香りに包まれて、一気に期待が高まります。
“炭の音”が聞こえる、五感が喜ぶ料理

ことぶきの名物は、なんといっても備長炭で焼き上げる焼鳥。カウンター越しに見える炭火台では、職人さんが一本一本、絶妙なタイミングで串を返していきます。
焼きたてのレバー串は、外はパリッと香ばしく、中はふんわりとろける食感。おまかせ五本盛りは、その日のおすすめがずらりと並び、まるで小さなコース料理のよう。
さらに驚いたのは、刺身の鮮度。館山・舟形漁港直送の魚は、都内の高級店にも引けを取らないレベル。脂ののった鯖や、きらきら輝く真鯛の薄造りは、日本酒との相性も抜群です。
地元愛にあふれた“千産千消”のこだわり

料理の素材にも注目です。千葉県産のお米、卵、野菜に加え、醤油や出汁まで地元産にこだわった“千産千消”スタイル。
特に、鴨川の農家から届くという新鮮野菜は、素材そのものの甘みや香りが引き立っていて、炭焼きの付け合わせにぴったりでした。
「地元で採れた食材を、いちばん美味しい形で出したいんです」と話す店長の言葉には、真っすぐな誠実さがありました。
掘りごたつ個室で、気取らずゆったりと

ことぶきのもうひとつの魅力は、“大人が落ち着ける空間”。
店内には掘りごたつの個室があり、接待やデートにもぴったり。壁と扉付きの完全個室もあるので、会話に集中したい場面でも気兼ねなく過ごせます。実際、私が伺った夜も、仕事帰りの会社員カップルや、少人数の宴会グループでにぎわっていました。
店内は落ち着いた和モダンのインテリア。耳に心地よいジャズが流れ、まさに「喧騒の駅前に、こんな静かな場所があったなんて…」と思わず口にしてしまうほどです。
千葉駅前で、「自分だけの行きつけ」を。

日常を少しだけ特別にしたいとき。誰かをもてなしたい夜。静かに飲みたい一人時間。
「炭火焼 寿」は、そんな大人の“行きつけ”にしたくなる一軒でした。
次は、季節の日本酒を味わいに、またふらりと寄ってみようと思います。
「濃厚白レバーの唐揚げ」があまりに美味しくて、日本酒をおかわりしてしまいました…。みなさんもぜひ一度、味わってみてください。


















