【2022年 千葉県の初詣】笠森観音/かさもりかんのん 笠森寺(長南町)

国の重要文化財に指定されている日本唯一の「四方懸造り」の観音堂

天台宗の開祖であり、伝教大師として知られる最澄上人が楠の霊木で刻んだ十一面観音を本尊とする延暦三(784)年に開基した古刹。坂東三十三観音の第三十一番札所として知られ、一年を通じて御朱印帳を片手に多くの参拝客が訪れる。二代目歌川広重の浮世絵に描かれたことでも知られる観音堂は、日本でただひとつ「四方懸造り」として1908年に「国宝」、1950年に「文化財保護法」の制定により「国の重要文化財」に指定されている貴重な建造物。大きな岩の上に全て違う長さの61本の柱によって支えられ、まるで塔のようにそびえる様は圧巻だ。75段の階段の上にある、本堂からの眺めも一見の価値あり。

【お正月の行事】12月31日(金)23:00〜「除夜法要」1年の無事に感謝して法要を行い、23時30分から除夜の鐘を実施/1月1日(祝)2:00〜「修正会」新年の平安、五穀豊穣、万民豊楽、新型コロナウイルス疫病退散を祈る。

笠森観音/かさもりかんのん 笠森寺

駐車場 約150台
お問合せ先 0475-46-0536