同館の常設展示室には、深沢幸雄の後期の大型メゾチント作品制作に大きな役割を果たした自動目立て機が展示されている。
「メゾチント」とは、銅版画の技法のひとつで、ベルソーという櫛目状の刃をもつ道具を用いて銅板に刃をあてて縦・横・斜めと規則正しく揺り動かして版の下地を作る。この「目立て」と呼ばれる作業は、通常手で動かしながら進めるが、深沢は、刃渡り20㎝ほどのベルソーが自動で目立てをするロボット「チンタラ一世」を発明し、メゾチント版画の革新ともいえる版の量産と大型化に成功した。
そんな「チンタラ一世」の目立てのデモンストレーションを深沢幸雄生誕100周年を記念して開催!!
【市原市】「チンタラ一世」デモンストレーション
日時 8月31日(土)、9月7、14、21日(土)13:00~13:05
場所 市原湖畔美術館
住所 市原市不入75-1
営業時間 10:00〜17:00(土曜・祝前日は9:30〜19:00、日曜・祝日は9:30〜18:00)
休み 月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始
料金 企画展ごとに入館料は異なる。申込み不要。見学には入館チケットが必要
お問い合わせ 0436-98-1525
お問い合わせ先名称 市原湖畔美術館
ホームページ 市原湖畔美術館