
妙楽寺に鎮座する大日如来坐像
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で脚光を浴びた上総介広常(かずさのすけひろつね)。彼の所領には平安時代に造られたすばらしい仏像が多く存在する。なかでも睦沢町の妙楽寺にあり、県内随一の名作との呼び声高い「大日如来坐像」(国重文)を拝観し、広常の歴史の一端に触れる無料のイベントが行われる。この日は拝観のほか、大日如来坐像の前で、謎に包まれた上総介の生涯や功績についての講演会や、天台宗に伝わる神秘的な仏教音楽である「声明」の公演も開催。この機会に、名刹・妙楽寺の大日如来を拝観して心を癒し、上総介広常の歴史に触れる有意義な1日を過ごしてみよう。
当日は、同町にある弘行寺(長生郡睦沢町下之郷1875 駐車場無料)より送迎バスあり。12:30・13:10出発。帰りもあり
拝観会&声明公演「上総介広常と妙楽寺」(妙楽寺)