【千葉市中央区】福田美蘭展 千葉市美コレクション遊覧

東京藝術大学を卒業後、最年少での安井賞や国際展での受賞など、国内外での活躍を通して独自の作風を切り開き、絵画の新たな可能性に挑戦している現代美術家・福田美蘭（1963〜）。人々の固定概念を覆し、新たなものの見方や考え方を提案する福田美蘭の芸術は、単なる絵画という枠にとどまらず、豊かな発想力によって独自の展開を遂げてきた。 今回は、千葉市美術館のコレクションから、自らが選定した江戸から明治時代の美術をきっかけに、新たに創作された作品を中心に展示する。 2013年以来の大規模個展となる同展では、最新作を含む38点と、その発想元となった作品を同時に展観する。だまし絵や描き表装、3Ｄ画像などといった視覚を揺さぶるトリックも用いて、鑑賞の常識を覆す、新たな見方を提示する。