【成田市】収蔵優品展 篆・隷・楷・行・草・仮名-書体をめぐる書の表現(成田山書道美術館)

文字が生まれ、時代を経る中で様々な書体が生まれた。篆・隷・楷・行・草の五書体は、すでに中国北魏の時代には確立されていた。文字が伝わった日本では、漢字の草書をさらに簡略化した仮名が生まれ、日本固有の字体となり現代に伝えられている。これらの書体は特性や用途などにより使い分けられてきたが、それぞれに書法や筆法、用具用材も異なり、今日でも書の表現を豊かにする重要な要素となっている。
本展はそれぞれの書体に注目しながら展示を構成し、各書体の魅力や表現の特質を改めて考えるとともに、書表現の広がりを感じることができる。

4月1日からは1階展示場にて、第41回成田山全国競書展を開催する。

【主な出品作品】
篆書・石鼓文(拓本) ・青山杉雨「眼中之人」
隷書・曹全碑(拓本) ・西川春洞「詩書屏風」
楷書・鄭道昭「鄭羲下碑」(拓本) ・大字法華経 化城喩品第七断簡
行書・王羲之「集王聖教序」(拓本) ・王鐸「王摩詰詩」
草書・懐素「自叙帖」(拓本) ・良寛「七言絶句」
仮名・伝紀貫之「名家家集切」 ・尾上柴舟「大空」

【成田市】収蔵優品展 篆・隷・楷・行・草・仮名-書体をめぐる書の表現(成田山書道美術館)

日時 2月22日(土)〜4月20日(日)

場所 成田山書道美術館

住所 成田市成田640

時間 9:00~16:00(入館は15:30まで)

休み 月曜日(祝日の場合は翌平日)、3月24日(月)〜31日(月)

料金 大人500円、高大生300円、中学生以下無料

駐車場 無料

お問い合わせ 0476-24-0774

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