ダイニングバー ミラコロ《浦安市》｜【ラーメン官僚 田中一明の月刊ずるっと千葉】

ダイニングバー ミラコロ《浦安市》
（「月刊ぐるっと千葉」2017年12月号掲載）

※掲載内容は取材当時のものです。営業時間、メニューなどは現在変更になっている場合があります。また、閉店になっている店舗もありますので、ご注意ください。

醤油らぁ麺。鶏の滋味を強調しながらもスペアリブをプラスしたスープは、ポトフを彷彿とさせる洋風テイスト。好みに応じて、小麦麺またはヘルシー麺（コンニャク麺&小麦麺）から選択できる配慮もうれしい。

ラーメンファン必食！ ダイニングバーが超本格派ラーメンを提供開始

今年５月、現在の場所への移転をキッカケに、ラーメンの提供を開始した『ミラコロ』。店主の本職はイタリアンの料理人だが、大のラーメン好きで、時間を見つけてはラーメンを食べ歩いているという。 　「同じイタリアンの出身ということで、東京・市ヶ谷の『Due Italian』の石塚店主が懇意にして下さり、お店の厨房でラーメンの作り方を教わりました」。現在、店主が提供するのは『Due Italian』のエッセンスを巧みに採り入れながらも、独自のアレンジを施した１杯。看板メニューは「醤油らぁ麺」だ。 　スープは、鶏の素材感を前面へと押し出した淡麗タイプ。さらに香り高い鶏油を大量に注ぎ込み、キレとコクとを兼ね備えたフルボディの味わいを演出している。 　「実は、隠し味として豚のスペアリブ（骨付きバラ肉）を使っているんですよ」。確かに、スペアリブを加えることによって、スープのテイストがグッと洋風にシフトしている。「私はイタリアン出身ですから」。そう言って笑う店主は、ラーメン作りが楽しくて仕方なさそうだ。