Umikaze –うみかぜ–
(「月刊ぐるっと千葉」2018年4月号掲載)
※掲載内容は取材当時のものです。営業時間、メニューなどは現在変更になっている場合があります。また、閉店になっている店舗もありますので、ご注意ください。

「真鯛だしラーメン」。香ばしさを一層増幅させるため、出汁に用いる真鯛のガラはローストしてから使用するこだわりよう。残ったスープを注いでいただく鯛茶漬けとセットで「二度美味しい」、同店不動の看板メニュー。
極上鯛ラーメンをサーフィンの聖地で満喫。目指すは一宮の活性化!
「一宮町は、年間数十万人ものサーファーが訪れる、サーフィンの一大拠点。そんな海を愛する人たちに、『食』においても海の息吹を届けたい」。そんな想いを実現するため、同店が試行錯誤を重ねながら開発した1杯。それが「真鯛だしラーメン」だ。
出汁には、「魚の王様」として知られる高級魚 ・ 真鯛を惜しげもなく使用。鯛ならではの華やぎと品格を兼ね備えたうま味を、頭の先から尾の先に至るまで徹底的に引き出すため、6〜7時間掛けてガラを炊き込む。
このような過程を経て完成したスープは、啜った瞬間、鯛がその身に蓄えた大海の滋味がビッグバンのように口内で炸裂するフルボディの味わい。その引きの強さたるや、食べ手を足繁く通わせるに十分すぎる程だ。
「塩ダレの尖りでさえ、主役である鯛の存在感を損ねるのではないか」と考え、余分なうま味の装飾をとことん削ぎ落としたという。ラーメンに対するストイックなまでに真摯な姿勢。その姿に心動かされないラーメン好きはいないだろう。
Umikaze –うみかぜ–
住所 千葉県長生郡一宮町一宮2998-2
営業時間 11:00~21:00(LO20:30)
定休日 水曜
駐車場 無料(専用4台、共用20台)
お問い合わせ ☎0475-44-5220
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