ramen case-K
(「月刊ぐるっと千葉」2018年6月号掲載)
※掲載内容は取材当時のものです。営業時間、メニューなどは現在変更になっている場合があります。また、閉店になっている店舗もありますので、ご注意ください。

「とりのらぁめん(醤油)」。「みやざき地頭鶏」のガラ・丸鶏と「奥久慈シャモ」の手羽に牛骨・アサリ・鰹節を合わせたスープは、序盤は牛の芳香、中盤以降は魚介の薫香が、滋味深い鶏のうま味に彩りを添える淡麗系のお手本。
「ラーメンで京成大久保に貢献したい」。今花開く、店主積年の想い
「学生時代にお世話になった京成大久保の街に、少しでも貢献したい」。そんな気持ちが高じ、同地に店舗を構えた北里店主。「開業するに当たり、建築デザイナーの友人に店のロゴや内装を考えてもらったんです。学生だけでなく、女性客やファミリー客にもラーメンの魅力を幅広くお届けしたいと思って」。ラーメンの作り方が描かれた 「黒板塗装」 を壁面に掲げる等、カフェのようにポップな空間は、確かに訪問客を選ばない温かな雰囲気に満ち溢れている。
現在、同店が提供する麺メニューは、「とりのらぁめん (醤油) 」 と 「とりのあぶらそば」 の2種類。「とりのらぁめん」 は、濃厚ラーメンを手掛ける店が多い京成大久保エリアでは数少ない淡麗タイプの1杯だが、同メニューを看板として推すのも 「地元の人たちに新たなラーメンの楽しみ方を伝えたい」 との一心からだ。
そんな店主を傍からしっかりと支えるのが店主の奥様。二人三脚で店の雰囲気・味・サービスを築き上げていく。店主は今、その過程が楽しくて仕方ないそうだ。
ramen case-K
住所 千葉県習志野市大久保1-16-18 プラザグレミオ1F 左奥
営業時間 11:00~15:00、18:00~21:00(日曜 11:00~15:00)
定休日 月曜
駐車場 なし(近隣コインパーキングあり)
お問い合わせ ☎047-493-1610
リンク
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