らぁめん もののこころ《松戸市》｜【ラーメン官僚 田中一明の月刊ずるっと千葉】

らぁめん もののこころ《松戸市》
（「月刊ぐるっと千葉」2019年1月号掲載）

※掲載内容は取材当時のものです。営業時間、メニューなどは現在変更になっている場合があります。また、閉店になっている店舗もありますので、ご注意ください。

特製鶏白湯らーめん 。大量の鶏ガラから採った出汁の滋味と、ニンニク・ナンプラーを溶け込ませた塩ダレのうま味とが、口内で一体化し味覚中枢を直撃。塩分を可能な限り抑え込むなど、女性客・子連れ客への配慮も光る。

創業17周年を迎え、益々意気軒昂。 絶対王者の貫禄 ここにあり！

「お客さんに満足していただけるよう、絶え間のない味のブラッシュアップを図る。それは当然のこととして、どれだけ忙しくても、気配りが行き届いたサービスを心掛ける。それが、この店のモットーです」と笑う三上店長。ゆったりと食事が楽しめるようにとテーブル席を多めに用意し、開放的な雰囲気が味わえるようにとガラス窓を広めに確保する。「女性客、子供連れでも気軽に足を運ぶことができるカフェのようなお店を目指しました」。店側が訪問客の構成に思いを馳せ、最適な席へと案内する。そこまでのことは、中々できるものではない。 　そんな同店が満を持して世に送り出す看板メニューが「鶏白湯らーめん」だ。ベースとなるのは、店長が惚れ込んだ都内の人気店の味に、更なるアレンジを加えて完成させたスープ。食べ手を選ばないサラリとした口当たりと、じわりと喉元を潤す滋味深い鶏の風味が、さわやかな後口を刻む逸品。経営母体が馬肉加工会社であることを活かしたサイドメニュー「馬トロめし」も好評だ。