煮干し中華そば 一二三屋《千葉市中央区》
(「月刊ぐるっと千葉」2019年2月号掲載)
※こちらのお店は閉店しました。

煮干し中華そば。スープの素材は、片口・平子・アゴ等。火を入れず常温のπウォーターに丸1日漬け込むことで、素材本来のうま味をナチュラルに描き出すことに成功。1日に提供できる杯数は30食。早い者勝ちだ!
そして次のステージへ。更なる飛躍を目指し、遂に煮干系店舗を始動!
JR西千葉駅から徒歩3分弱の好立地に店舗を構える『一二三屋』。2018年10月に産声を上げた同店の主・小池氏は、以前このコーナーでご紹介した『粋や』の店主その人。「限定メニュー等を除き、ここ数年は専ら『鶏』という素材の魅力を探究してきました。このあたりで、そろそろ『煮干し』にも本腰を入れてみたくなったんです」。同年8月に都町から西千葉へと移転。移転から2ヶ月余を経て、夜の部専門ブランド『一二三屋』を始動。現在は、昼は『粋や』、夜は『一二三屋』と、2つの顔を持つ「二毛作店」だ。 「味を開発するに当たり、昼の部は饂飩、夜の部は日本蕎麦をイメージしたものにしたいと考えました。夜の部の看板メニュー『煮干し中華そば』は、テイストを極限まで蕎麦へと寄せるため、加水率が異なる5種類の麺を用意し最適解を模索。とにかく、細部にまでこだわり抜きましたよ」と笑う。水と煮干しで採った和風味豊かな出汁を、麺肌艶やかなストレート麺が的確に口元へと誘う。新ブランドに相応しい会心の1杯だ。
煮干し中華そば 一二三屋《千葉市中央区》
住所 千葉県千葉市中央区春日2-26-9
営業時間 18:00~20:00(スープ終了次第閉店)
定休日 土・日・月曜
駐車場 なし(近隣にコインパーキングあり)
お問い合わせ ☎なし
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