中華そば 金ちゃんBEYOND《八千代市》｜【ラーメン官僚 田中一明の月刊ずるっと千葉】

中華そば 金ちゃんBEYOND《八千代市》
（「月刊ぐるっと千葉」2019年7月号掲載）

※掲載内容は取材当時のものです。営業時間、メニューなどは現在変更になっている場合があります。また、閉店になっている店舗もありますので、ご注意ください。

中華soba。敬愛する『金ちゃんラーメン長井店』の味を目指しながらも、モミジを増量し鶏チャーシューを採用するなど、より鶏に特化した仕上がりに。屋号のごとく『金ちゃん』の「その先」を見据えた意欲作。

山形の名店『金ちゃんラーメン』の味を磨き上げ、オリジナルへと昇華

私の趣味は、全国各地のラーメン店めぐり。そんな私が特に感銘を受けたのが、山形県を代表する名店『金ちゃんラーメン』でした。麺とスープの地力の高さで食べさせるシンプルな１杯。だからこそ、何回食べても飽きない。そんな１杯を是非、私の地元である八千代市の皆様方にも味わってほしかったんです」。 　そんなコンセプトの下、『金ちゃん本店(山形県南陽市 ※閉店)』の暖簾分けを受け、２０１３年、八千代中央の地に１号店である『中華そば金ちゃん』を開業。 　今回ご紹介する『金ちゃんＢＥＹＯＮＤ』は、本年３月にオープンした２号店。「こちらでは、１号店の出汁に更に『阿波尾鶏』のモミジを加えるなど、鶏の滋養味を前面へと押し出した味わいに仕上げました。鶏チャーシューをトッピングに加え、豚チャーシューもグレードアップ。ちょっと贅沢がしたいときに召し上がっていただければ」と笑う。ゆくゆくは千葉県産の食材をより積極的に採用するなど、地元愛に溢れた店にしていきたいとのこと。店主の挑戦に心からエールを送りたい。