GoodDay Ramen 千夏9《旭市》
(「月刊ぐるっと千葉」2021年4月号掲載)
※掲載内容は取材当時のものです。営業時間、メニューなどは現在変更になっている場合があります。また、閉店になっている店舗もありますので、ご注意ください。

「特製塩の千夏っちゃんラーメン」。『千夏9』のみで提供されるオリジナルメニュー。大量の豚ゲンコツ・豚足・背脂を徹底的に炊き上げて創ったスープは、豚100%。豊潤なうま味と分厚いコクが渾然一体と化し味蕾を歓喜させる、フルボディの味わいだ。長崎県五島の塩、北海道厚岸の昆布等の天然素材を惜しげもなく使用した塩ダレも、上質な甘みが甘美な余韻を刻む、試行錯誤の集大成
2020年末、満を持して2号店を開業!「千夏塩」は『9』オリジナル
2018年に開業し、九十九里屈指の実力店として君臨する『千夏8』。そんな同店を率いる萩原氏が今般、満を持して旭の地に新店をオープンさせた。それが、この『千夏9』だ。
「同店では、『千夏8』の品々の中でも固定ファンが特に多い『千夏っちゃんラーメン』の提供に力を入れています」。そんな萩原氏のお言葉どおり、『千夏9』では既存の「千夏っちゃん(醤油)」に加え、新たに塩バージョンを提供。
「千夏塩は『9』用の持ち駒として地道に開発を進めていた自信作です」。なるほど、道理で完成度が高過ぎるわけだ!
〈萩原 厚 店主インタビュー〉
田中(以下田):『千夏8』の開業当初、一度『ずるっと千葉』にご登場いただきましたよね。まずは、このたび新しく出された『千夏9』の屋号の由来を教えて下さい。
萩原(以下萩):この店がある旭市の「旭(九+日)」の字から『9』としました(笑)。『8』の次という意味もあります。
田:そうだったんですね。萩原さんご自身は、旭の地に思い入れがあるんですか。
萩:はい。旭は幼い頃から馴染みがある土地なんです。また、『8』の常連さんが旭方面に多く、その方々が『8』がある横芝まで足を運んでくれるのが申し訳なくて。だったら、ここに2号店を作ろうじゃないかと。
田:よく分かりました(笑)。では『千夏9』のコンセプトを教えて下さい。
萩:はい。『9』では「千夏っちゃん」に力を入れたいと考え、『9』のオリジナルメニューとして新たに塩verを用意しました!
田:完成度が高いですね、千夏塩。塩ダレのうま味も秀逸でビックリしました。
萩:有難うございます。キレのあるうま味を演出すべく、千夏醤油に用いる蜂蜜を、こちらでは使わないなど、試作段階で色々工夫を凝らしました(笑)
田:今回、「二升屋ラーメン」もいただきました。飲み干し際にギュンと伸びる甘辛いカエシの存在が堪りませんね。
萩:こちらも沢山のお客様から支持されている人気商品ですね。スープを円くするため、豚に少量の鶏ガラを足して出汁を採るなど、改良を重ねてます。麺も、スープとの相性を考慮し「春よ恋」100%のものを特注しています。
田:1品1品が、それだけで個々の店舗で看板を張れるほど高水準ですね!今後の展望を教えて下さい。
萩:お客さんと楽しく話ができるお店にしていきたいです。食べ手との交流で得られるものも多いので、カウンター越しにお話しなどできればと。
田:有難うございました。頑張って下さい!
GoodDay Ramen 千夏9
住所 千葉県旭市鎌数9412-3
営業時間 11:00~LO14:30、17:30~LO20:00
定休日 水・木曜
駐車場 無料(11台)
お問い合わせ ☎0479-61-9325
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