オタクが作るラーメンは異世界でも通用するらしい。《千葉市》|【ラーメン官僚 田中一明の月刊ずるっと千葉】

オタクが作るラーメンは異世界でも通用するらしい。《千葉市》
(「月刊ぐるっと千葉」2021年8月号掲載)

※掲載内容は取材当時のものです。営業時間、メニューなどは現在変更になっている場合があります。また、閉店になっている店舗もありますので、ご注意ください。

「鶏そば(味玉・チャーシュートッピング)」。食べているときの客の表情や感想を細やかに把握し、ブラッシュアップを重ねた結果、食中、「ガツン」から「フワリ」へと味わいが移ろう二段構えの構成を考案。全粒粉入り中太麺の存在感も抜群だ

あふれ出すラーメン&アニメ愛!動物系使いの名手が紡ぐ鶏そばを是非

一度耳にしたら脳裏から離れない特徴的な屋号は、アニオタである小山店主が「この名前以外にあり得ない」と、店を持つ前から決めていたもの。
同氏は、家系の人気店での修業後、京成大久保の実力店『どろそば屋ひろし』の川島店主から鶏白湯スープの作り方を教わり、本年4月に『オタ異世!!』を開業。看板メニューは、受け継いだレシピを独自にカスタマイズした「鶏そば」だ。
「私は、鶏油が大好き。そんな私がラーメンを出すのなら、鶏を用いた濃厚系かなと考え、鶏白湯を基本メニューとすることにしました」。
クリーミーな乳白色のスープは、塩ダレに尖りがあり、ファーストアタックは極めて鋭利。が、味蕾がスープに慣れるにつれ、豊潤なうま味が台頭し始める複雑玄妙な味わい。「キレとコクが並び立ち、かつ、食べ飽きない味にするには、どうすれば良いか。トライアンドエラーの毎日です」。
もちろん、店主がこよなく愛する鶏油も最大限活用。「このお店が、アニメ好きのお客さんのオアシスになれば」。夢は尽きない。

オタクが作るラーメンは異世界でも通用するらしい。

住所 千葉県千葉市中央区長洲2-7-19 三蔵第三ビル1F

営業時間 11:00~15:00、17:00~20:00

定休日 日曜・祝日(不定期営業あり)

駐車場 無料(2台)

お問い合わせ043-307-1176


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