【変更】夢を語れ千葉《習志野市》｜【ラーメン官僚 田中一明の月刊ずるっと千葉】

夢を語れ千葉《習志野市》
（「月刊ぐるっと千葉」2021年11月号掲載）

※こちらのお店はリニューアルしています。

「ラーメン」。分厚い豚のコクと甘辛い醤油ダレが口内でクロスオーバーし、圧巻の味わいを演出。麺量を150ｇ、200ｇ、300ｇの中から自由に選択できるなど、食べ手の胃袋の容量に配慮したシステムにも好感が持てる

スタッフは皆、現役の大学生。ガッツリ系のビッグネームが千葉に降臨

２００６年、京都に１号店『ラーメン荘夢を語れ』を創業し、２０２１年現在、関西における二郎系ラーメンの先駆けとして、全国各地に店舗を展開する『夢を語れ』グループ。そんなビッグネームが今般、満を持して千葉に降臨した。同店のスタッフは、店主・深川氏を含め全員が現役の大学生。皆、「夢を語れ」という屋号に惹かれ、夢を叶えるために集まってきた若者たちだ。
提供するラーメンは、夢に向かって突き進むための活力がもらえそうな超本格派のガッツリ系。豚骨・豚肉と香味野菜を徹底的に炊き上げ、うま味のエキスを徹底的に搾り取ったスープには、引きが強く中毒性の高い甘みが大量に含まれ、この甘みが食べ手を牽引し、箸を進めさせる決定打となっている。このスープに合わせるのは、小麦の香り艶やかな極太平打ち麺。過不足なくスープを絡め取り口元へと運び込む頼もしさに、惚れ込む食べ手も少なくないだろう。
「来店されるお客さんにも大いに夢を語ってもらえれば」と笑う店主。皆さんも是非、スタッフとの将来談議に花を咲かせていただきたい。