【閉店】麺屋龍～継～《浦安市》｜【ラーメン官僚 田中一明の月刊ずるっと千葉】

麺屋龍～継～《浦安市》
（「月刊ぐるっと千葉」2022年12月号掲載）

※掲載内容は取材当時のものです。営業時間、メニューなどは現在変更になっている場合があります。また、閉店になっている店舗もありますので、ご注意ください。

「月白龍」。店内の製麺室で打つ自家製麺は、細麺と手揉みの２種類から選択可。「月白龍」における店長の推奨は、手揉み麺だ。圧延を重ねることで、瑞々しさと歯応えの良さを兼ね備えた多加水麺の創造に成功

10月より待望の自家製麺化！ 目標は毎日足を運んでも飽きさせない店

オープンは2022年７月。都内の実力店『麺屋龍』の２号店として浦安に誕生した『麺屋龍～継～』は、開業当初から一貫して「毎日足を運んでも飽きさせない店舗づくり」にこだわり、限定メニューの提供等も積極的に推進。今では、押しも押されもせぬ行列店にまで成長を遂げた。
１～２日に１度は提供内容を変えるという限定ラーメンも、特に常連客を中心に根強い人気を誇るが、初訪問時に是非召し上がっていただきたいのが、「月白龍」の品名を冠する清湯塩ラーメン。
国産鶏のガラ・丸鶏と国産豚の背ガラに、伊吹いりこ等の乾物、２種類の昆布、３種類の厚削り等を合わせて丁寧に炊き上げたスープは、その一滴一滴に陸海の滋味が凝縮。７種類の塩を絶妙なさじ感覚でブレンドした塩ダレも、スープの素材感を浮き彫りにする役割を全うする。
「私に製麺経験があるということで、本年10月から、麺を製麺所の既成品から自家製麺へとシフトさせました」と、池田店長。日々、進化を遂げる同店の１杯。今後の動向からも目が離せそうにない。