超ごってり麺 ごっつ 津田沼店《船橋市》｜【ラーメン官僚 田中一明の月刊ずるっと千葉】

超ごってり麺 ごっつ 津田沼店《船橋市》
（「月刊ぐるっと千葉」2023年10月号掲載）

※掲載内容は取材当時のものです。営業時間、メニューなどは現在変更になっている場合があります。また、閉店になっている店舗もありますので、ご注意ください。

「津田沼ブラック」。合わせる麺は、千葉が誇る名門製麺所『山田食品』へと発注し、試作を重ねて「この麺でいこう」と決めた全粒粉麺。蕩けるように甘い背脂とうま味と香りが後を引くマー油が輻輳し、味覚中枢を強襲

背脂系の精鋭が千葉に進出！動物系濃厚スープにマー油の芳香がガツン

2009年４月、東京・亀戸の地で産声を上げ、背脂チャッチャ系ラーメンの人気店として第一線に立ち続けてきた『超ごってり麺ごっつ』。そんな同店がこの度、千葉県に念願の進出を果たした。
「オーナーも私（津田沼店辻田店長）も、千葉が誇る背脂系の名店『なりたけ』の出身で、千葉は我々のゆかりの地なのです。中でも『なりたけ』の本拠地である津田沼に対する想いは格別で、そんな場所に店舗を出せたのは光栄というほかありません」。
基本的な麺メニューのラインナップは『ごっつ』の他店舗と同じだが、「津田沼ブラック」など、津田沼店独自の商品も提供する。「私はマー油（焦がしニンニク油）が好きで、ずっと、スープ表面を覆うほど大量のマー油を使った商品を作りたいと思っていました。それを形にしたのが『津田沼ブラック』です」。豚ゲンコツと鶏ガラを徹底的に炊き上げたコク深く濃厚なスープに、惹きのあるマー油の香味がふわりと被さり、舌上でピタリと一体化。箸とレンゲを持つ手が止まらない垂涎の味わいだ。