麺屋ことぶき《千葉市》
(「月刊ぐるっと千葉」2024年11月号掲載)
※掲載内容は取材当時のものです。営業時間、メニューなどは現在変更になっている場合があります。また、閉店になっている店舗もありますので、ご注意ください。

「鶏白湯らーめん」。国産地鶏のガラとモミジに香味野菜を合わせ、数時間かけて弱火でじっくりと炊き上げたスープは、塩ダレにも地鶏を用いることで一体感のある食味を演出。ツルンと滑らかな麺の啜り心地も好印象だ
地鶏の等身大の魅力を活き活きと表現!目指すは千葉を代表する鶏白湯
2024年8月22日、千葉駅近傍の好立地に、佐倉の実力店『麺処丹治』の店主・丹治氏を迎えて移転オープンした『麺屋ことぶき』。
「『ことぶき』の社長の奥さんが私(丹治氏)の学校の先輩で、その縁で、『麺屋ことぶき』の店長として厨房に立たせてもらうことになりました」。
新店舗は、千葉みなとから移転した焼き鳥業態『炭火焼ことぶき』と隣接する形で立地。これまでにも増して「鶏」にフォーカスを当てた営業形態へと進化を遂げた形だ。
「竹岡式」をカスタマイズした「房総醤油らーめん」の評判も上々だが、看板商品は、鶏を駆使して創り上げる「鶏白湯らーめん」。細麺と太麺から選択できるが、初訪問時には、製麺も営む丹治氏が毎日打ち込む自家製麺が堪能できる細麺を薦めたい。国産地鶏のガラ・モミジを丁寧に炊いた出汁に、地鶏を用いた塩ダレを合わせたスープは、啜った瞬間、身体中の細胞が悦ぶ滋味の塊。
この1杯が、千葉を代表する鶏白湯ラーメンのひとつとして認知されるのも、もはや時間の問題だろう。
麺屋ことぶき
住所 千葉県千葉市中央区富士見2-1-2 マインズ千葉B館B1F
営業時間 11:30〜14:00、17:00〜LO23:30
定休日 日曜、祝日
駐車場 なし(近隣にコインパーキングあり)
お問い合わせ ☎050-5487-8376
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