房総の恵みを蕎麦に乗せて。千葉「馳走蕎樂 はるきや」で楽しむ大人の蕎麦懐石

千葉市中央区の祐光エリア。住宅街の一角に、和の趣をたたえた一軒があります。それが、蕎麦懐石と日本酒を看板に掲げる「馳走蕎樂 はるきや」です。
「馳走」という言葉には、もてなしのためにあちこちを駆け回り、心を尽くして料理を整えるという意味があります。そこに「蕎樂」を重ねた店名からは、蕎麦を中心に据えながら、一品一品を丁寧に仕立てる店の姿勢が感じられます。実際にメニューを眺めてみると、二八のせいろを軸に、抹茶切りや檸檬切りといった季節限定の変わり蕎麦、房総の恵みを集めた天せいろ、低温調理の鴨南蛮など、蕎麦の楽しみ方が幾重にも広がっています。
料理を支える素材選びにもこだわりが見られます。国産の活〆穴子や鱚、専任の職人が揚げる天麩羅の海老、駿河湾の桜海老、淡路の天然鯛、北海道のクリームチーズ西京漬けなど、産地から選ばれた食材が皿の上で静かに主張しています。1ヶ月かけて仕込むという自家製の柔らか唐墨は、お持ち帰りにも対応した看板商品のひとつ。蕎麦店という枠を越えて、和食をじっくり味わいたい人にも応える幅広さがあります。店内は、和モダンを基調としたスタイリッシュな空間。窓辺の坪庭から差し込む緑が席を和ませ、昼と夜とで表情がやわらかく移ろうのも魅力です。デートや接待に向く個室も用意されており、改まった席にも自然に馴染みます。一人で蕎麦と一杯を楽しむのも、家族でランチを囲むのも、それぞれの過ごし方を受け止めてくれる懐の深さがあります。
日本酒好きにとっても、はるきやは見逃せない一軒です。利き酒師でもあるシェフが選ぶ全国の銘酒に加え、飯沼本家の「甲子」や鍋店の「不動」、寒菊の「松尾自慢」といった千葉の蔵元の酒もそろいます。蕎麦前を肴に、産地の異なる三種を飲み比べる時間は、まさに大人の贅沢。平日にはランチセットも用意されており、御膳スタイルで気軽に蕎麦と一品料理を楽しめます。

また、幼い頃からチーズケーキが大好きなシェフが本気で作ったチーズケーキブランド「CHEESECAKE experience」も見逃せません。日本料理で四季を表すようにチーズケーキでも、苺とフランボワーズ、トロピカルマンゴー、ダークカカオなど、四季を感じる限定フレーバーを味わうことができます。シェフ独自の視点でペアリングドリンクの提案もしています。チーズの心地よい香り、口の中で溶けていく食感、和の料理人が本気で作ったチーズケーキをデザートで味わうことができます。(お取り寄せ可 https://harukiyaec.base.shop/)
千葉駅からバスで5分ほど。日常の少し外側に、こうした落ち着いた蕎麦店があることを知っておくと、食事の選択肢がぐっと豊かになります。蕎麦をきちんと味わいたい日に、大切な人と静かに話したい夜に、ぜひ訪れていただきたい一軒です。
こんな人におすすめ
・落ち着いた和の空間でゆっくり蕎麦を味わいたい方
・千葉市内で蕎麦懐石や本格的な和食ランチを探している方
・家族や友人と、少し改まった食事の時間を持ちたい方
・日本酒と肴をじっくり楽しみたい大人の食事派の方
・接待や記念日など、特別な日のお店を探している方













