●君津の朝めしのはじまり:非日常体験で、地域の活性化とシニア活躍の場
千葉県君津市の鹿野山の麓にある「おらがわ」は廃校になった旧秋元小学校を改修し、昨年オープンした複合施設です(https://www.city.kimitsu.lg.jp/site/seiwa/)。「君津の朝めし」は、このおらがわの活性化と、近隣に住むシニアの方々の社会参加を目的として、昨年春から始まった取り組みです。
- 会場のおらがわ
- 羽釜炊きの経験者である近隣在住シニアがサポート
●君津のたまご:脇役を飾るのは新鮮なたまご
君津市は、鶏卵生産者が多く、さまざまな種類の新鮮なたまごが手に入りやすい地域です。
炊きたての羽釜ご飯には何を合わせるかという点では迷いなくたまご1 択でした。たまごかけご飯です。
- 選べる君津の新鮮たまご
- ロゴのモチーフにもなっている黄身2(キミツー)
君津の朝めしでは、毎回数種類のたまごを用意しています。参加者は一人あたり2 個のたまごを選んで食べることができます。
なぜ2 個か。たまごを皿に2 個割ると、黄身が二つ並びます。その様子を「黄身2(キミツー)」と表現し、君津(キミツ)の朝めしで食べるにふさわしい食べ方としてアピール。参加者に笑っていただいています。
ちなみに君津の朝めしのロゴマークは、大きな丸の中に小さな丸が2 個描かれています。実は、ロゴマークの2つの丸も、黄身を表現しています。
・君津市は鶏卵生産者が多い
・新鮮なたまごが入手しやすい
・たまごは2 個(2 種)選べる
・君津の朝めしのロゴマークもたまごの黄身
●君津の朝めし:体験内容
君津の朝めしは、春と秋の晴れた日の日曜朝、君津市の清和地区にある、おらがわグラウンドで開催、炊飯のすべての工程を参加者ご自身で体験していただきます。
食べる分だけのお米を量り羽釜に入れ、水を量り入れお米を浸水、薪を割り、かまどに火を起こし、火力を調整しながら羽釜ご飯を炊き上げます。
実際加減が難しい羽釜炊きですが、地元シニアがサポートしてくれるので安心して初めて体験される方でも安心してご参加いただけます。
炊きあがったご飯は、たまごかけご飯か生たまごの苦手な方は目玉焼きにしてお召し上がりいただけます。
ご飯が余ってしまっても塩おむすびにしてお持ち帰りいただけます。
- 会場のようす
- かまどの火力調整をする参加者
会場受付は午前9 時30 分から。すべて準備されているので手ぶらで参加いただけます。
12 時ごろには食べ終わります。食事後は後片付けをせず、そのままお帰りいただけます。
午後は南房総観光をお楽しみください。
・春と秋の日曜朝に開催
・参加者自身で羽釜ご飯を炊く
・地元シニアがサポート
・炊き上げたご飯はたまごかけご飯で
・手ぶらで参加会
●君津の朝めし:2025 年度の春季開催予定
・4 月13 日(日)
・4 月20 日(日)
・4 月27 日(日)
・5 月11 日(日)
・5 月25 日(日)
・6 月1 日(日)
・6 月8 日(日)
いずれも9 時30 分受付、順次体験していただくようになります。
なお雨天・強風は中止となります。
会場
清和地域拠点複合施設(千葉県君津市西粟倉35:旧秋元小学校)のグラウンド敷地内
※無料駐車場あり ※施設トイレあり
【料金】
ご利用料金は現地払いとなります。人数やお子さまの食事量に合わせて現地で加減してオーダーすることができます。
・体験セット 2,000 円/組(最大6 名)お席、炊飯道具、うちわ、軍手、食器類、調味料、飲料ほか
・米 400 円/合(1 合はご飯茶碗2 杯分程度)
・たまご 300 円/人/2 個(お好きなたまごが選べます)
・薪 200 円/組(薪割り体験もできます)
- 羽釜ご飯の炊きあがり
- 石臼で挽くきな粉づくり体験もできます
☆4 人で参加した場合の目安
・体験セット 2,000 円
・米 1,600 円/4 合
・たまご 1,200 円/4 人分(8 個)
・薪 200 円
・合計 5,000 円(1,250 円/人)
問い合わせ
君津の朝めしウェブサイト:https://www.asameshi.club/
メール:kimitsu@asameshi.club(担当/永井直樹)