Tokyo Bay Fisherman’s Noodle 木更津店《木更津市》|【ラーメン官僚 田中一明の月刊ずるっと千葉】

Tokyo Bay Fisherman’s Noodle 木更津店《木更津市》
(「月刊ぐるっと千葉」2024年2月号掲載)

※掲載内容は取材当時のものです。営業時間、メニューなどは現在変更になっている場合があります。また、閉店になっている店舗もありますので、ご注意ください。

「潮らぁ麺 」。店主自らが東京湾で獲ったホンビノス貝を、地産地消的にスープの素材へと活用。スープのビビッドなうま味に負けないよう、細麺でなく、手揉みを施した中太縮れ麺を採用するなど、創意工夫も光る

スープに用いる貝は地産地消!神奈川の実力店が満を持して房総に上陸

阿部店主の経歴を聞いて驚いた。「木更津の港に船を泊め、ホンビノス貝、太刀魚、カレイ等の底引き網漁に従事する師匠のもとで魚貝を採っています」。その言葉のとおり、店主はれっきとしたプロの漁業者なのだ。
『TokyoBayFisherman’sNoodle木更津店』は、横須賀に本店を構え、神奈川県に4店舗を擁する人気店の千葉初進出店舗。「漁船を泊め、現在の生活の本拠地でもある木更津の地に自店を構えることは、長年の夢でした」と、阿部店主は笑う。
提供するのは「潮らぁ麺」「醤油らぁ麺」「潮まぜそば」「醤油まぜそば」の麺類4種と、ご飯もの等のサイドメニュー。
中でもおススメなのは、貝(ホンビノス貝・浅蜊)だけを用いた清湯スープの「潮らぁ麺」。殻や身に付着した海水の塩分を丹念に除去するなど、丁寧な下処理を施した貝を冷凍し、出汁が採れやすい状態へと調整。「あっさりしたテイストながらも引きが強い味わい」を目指し、貝の分量やタレに用いる塩の種類を絶えず吟味するなど、完成度の向上に努める真摯な姿勢にも好感が持てる。

Tokyo Bay Fisherman’s Noodle 木更津店

住所 千葉県木更津市太田4-20-10

営業時間 11:00〜15:00、18:00〜21:00(土日祝は11:00~21:00)

定休日 無休

駐車場 無料(12台)

お問い合わせ0438-53-7937


リンク
▶️ ラーメン官僚 田中一明の月刊ずるっと千葉【アーカイブ】